こんにちは～！もーです。最近、京都のお寺や神社、桜や紅葉が美しい場所などをたくさん巡っています～！京都っていろんなお寺や神社の他に、それに桜や紅葉の名所があってすんごく面白いんです。それぞれ個性あるので、知れば知るほど奥が深いんですよ！！！！！

 

さて今回は二尊院について説明しようと思うのですが、みなさんはこの建物のことはご存じですか？？？？

 

もーはこのお寺のこと、なんとなくは知っていたんですが、詳しいことは知らなかったので、この記事にまとめてみました！

 

今回はこの二尊院について、シンプルにわかりやすく説明していきたいと思います！

ぜひ最後までお付き合いください！

 

【目次】

〇二尊院とは

〇二尊院の見どころ

・実は小倉餡の発祥地！？

・二尊院は紅葉もおすすめ！

 

〇二尊院とは

二尊院（にそんいん）は京都市右京区嵯峨に位置しており、京都駅の北西の方向にあります。近くには、清凉寺や大河内山荘庭園、天龍寺、嵐山などがあります。

 

二尊院は小倉山のふもとに広がるお寺です。小倉山といえば、百人一首で、「小倉山　峰のもみじ　葉心あらば　今ひとたびの　みゆき待たなむ」という歌で知られています。

この歌では、小倉山にある峰の紅葉に心があるなら、天皇が御幸（みゆき）なさるまで散らずにもうすこし待っておいてくれという意味です。この歌から小倉山の紅葉がそれおど美しかったことが伺えます。二尊院も紅葉が美しいことで有名です。紅葉については後でお話しますね。

 

まずは二尊院の歴史についてお伝えします。

834～848年の平安初期、嵯峨天皇の勅願によって、円仁が二尊院を建立したことが歴史の始まりです。時は経ち、鎌倉時代の初期、二尊院に住んでいた法然が法を説き、関白の九条兼実らによって二尊院は栄えました。しかし、応仁の乱によって、残念ながらお寺のお堂諸々は全焼。それから約50年後の二尊院のお堂を再建しようと、三条西実が諸国に寄付を集めました。無事に再建された二尊院。二尊院にあるものの数々は、重要文化財や京都市指定文化財に指定されています。2016年には平成の大改修が行われ、本堂が再建されました。

 

つづいては二尊院という名前の由来について説明していきます。この名前は二尊院の本尊にある「釈迦如来」と「阿弥陀如来」の２つの如来像に由来すると言われています。それではなぜ二尊なのでしょうか？二尊というのは「発遣（はっけん）の釈迦」と「来迎の釈迦」の２つの釈迦のことを指すそうです。発遣の釈迦は人間が生まれ、人生に旅立つときに現れる釈迦で、来迎の釈迦はみなさんもご存じだと思いますが、寿命がつきる、つまり亡くなるときに極楽浄土に迎えにくる釈迦のことです。本尊にある「釈迦如来」が「発遣の釈迦如来」で「阿弥陀如来」が「来迎の如来」を意味するそうです。というわけで、二尊院という名前は２つの釈迦によってつけられたということになります。

 

〇二尊院の見どころ

・実は小倉餡の発祥地！？

・二尊院は紅葉もおすすめ！

 

・実は小倉餡の発祥地！？

実は二尊院には小倉あん発祥の地という石碑があるんです！この石碑は井筒八ツ橋本舗が2005年、創業200年を記念して作ったものなんです！かの有名な日本人ならほとんどの人が知っているだろう小倉あんが発祥した場所がなんとなんと二尊院なんです！驚きですよね！

平安時代初期、弘法大師が唐から持って帰ってきた小豆の種子を菓子職人の和三郎に渡し、栽培し、そして砂糖とともに煮詰め、餡を作り謙譲したことが小倉あんの始まりと言われているんです。最初は京都だけでしたが、どんどん全国に広まっていき、今ではほとんどの日本人が知っている食べ物になりました。和三郎が栽培した種ですが、「小倉大納言」という種類の種だそうで、私たちが普段見る小豆よりも少しばかり大粒なんだとか。

小倉あんの話をしていたら、お腹が空いてきませんか？今、二尊院にいるあなたは、四季庵に足を運びましょう！こちらでは、小倉大納言小豆が味わえるぜんざいを楽しむことができます。夏は冷たいぜんざいもおすすめ！今、二尊院にいない方も二尊院に来た場合はぜひお立ち寄りください！！

 

・二尊院は紅葉もおすすめ！

例年、11月半ばから12月始めにかけて見頃を迎える二尊院の紅葉。かなり混雑しているため、比較的に空いている平日の朝がおすすめ。二尊院の紅葉をみるなら「紅葉の馬場（もみじのばば）」は外せません。紅葉の馬場は参道の左右に彩る紅葉のことです。色鮮やかなもみじにうっとりすること間違いなしです！おすすめの景色は石段の上から見下ろす紅葉！ぜひ見てみてくださいね！！！！！！

 

二尊院のホームページはこちら　https://nisonin.jp/

 

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