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きものコラム

【池袋】着物を着て写真映えするスポット第二弾

着物レンタルVASARA池袋店です。今年も残り1週間となり、お正月に向けて慌ただしい日々をお過ごしの方、ゆっくりお散歩などをして心をまったりとさせてみませんか?お正月の初詣に着物を着るのもいいですが、着物を着て洋館に行くのはいかがでしょう。池袋周辺にはとっても素敵な洋館があるのはご存知でしょうか。今回は「池袋周辺着物を着て写真映えするスポット第二弾」をご紹介致します。

 

【旧古河庭園(きゅうふるかわていえん)】

「旧古河庭園」は前回ご紹介致しました「六義園」と同じ駅にございます。ただ六義園とは真逆の方向にあり、駅から少し歩きます。「旧古河庭園」は武蔵野台地の斜面と低地という地形を活かし、北側の高い丘に洋館を建て、斜面には洋風庭園、低地には日本庭園を配したのが特徴とのことです。日本庭園の作庭者は、京都の庭師・小川治兵衛(1860~1933)の手によるもの。旧古河庭園以外にも、山縣有朋の京都別邸である無鄰菴、平安神宮神苑、円山公園、南禅寺界隈の財界人の別荘庭園などを作庭した庭師です。数少ない大正初期の庭園の原型を留める貴重な建物で、伝統的な手法と近代的な技術の融和により、和洋の調和を実現している代表的な建造物です。

「旧古河庭園」の見どころは洋館だけではありません。いくつか下記にてご紹介致します。

・西洋庭園

左右対称の幾何学模様の庭園と、石の欄干や石段・水盤など、立体的な技法を使った合わせバラと洋館を調和した絵画的な景観美となっており、バラの季節には色とりどりのバラが見れます。

・日本庭園

西洋庭園だけではなく、日本庭園も見れます。先程上記にてご紹介した小川治兵衛氏が作庭した庭です。冬のマツの雪吊とこも巻・ソテツの霜除は季節を感じさせる風物詩となっております。

・茶室

京都には多くみられますが、関東ではあまりない崩石積と庭門で仕切られた茶庭の中に、茶室があり、春と秋のみ、抹茶を出しているそうです。お茶席利用のかたのみ入室可能とのことですので詳しい内容は「旧古河庭園」のホームページからご覧下さい。

 

「旧古河庭園」のメインである洋館には中に入ることが出来ますが事前にハガキで申し込む必要がございますのでご注意ください。尚、見学時間はガイドさんによる解説付きとなっておりますため、より詳しく館内を見て、知れて楽しめますただし、見学及びガイドさんによるツアーは1日3回までとなっておりますため、集合時間厳守となりますので時間に余裕をもって行くことをオススメ致します。

 

【ガイドツアー詳細】

・時間:(1回目)午前の部10時30分集合②(2回目)午後の部13時00分集合③(3回目)午後の部14時30分集合

※見学時間は約1時間程度

※申し込み方法、申し込み先については「旧古河庭園」のホームページにてご覧下さい。

・見学料:800円(消費税込み)

※見学当日、洋館入口で受付時にお支払い(庭園入園料とは別途となります。)

 

【詳細】

場所:東京都北区西ヶ原一丁目

開園時間:午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)

※季節やイベントによって時間などが変更されるのでご注意。

※休園日はございますのでホームページから確認して行くことをオススメ致します。

入園料:一般150円/65歳以上70円/(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)

※洋館は別途入館料がかかりますのでご注意。

交通機関(電車):①JR京浜東北線「上中里駅」徒歩7分②東京メトロ南北線「西ヶ原駅」徒歩7分③JR山手線「駒込駅」徒歩12分④都電荒川線「飛鳥山」徒歩18分

交通機関(バス):①北区コミュニティバス(王子・駒込ルート)20分間隔JR駒込駅より5分・JR王子駅より20分「旧古河庭園」下車

 

もし「六義園」に行くのであれば、是非とも「旧古河庭園」も一緒に行ってみてはいかがでしょう?