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【博多】着物観光スポット宮地獄神社

ご創建は、約1700年前。宮地嶽神社のご祭神である「息長足比売命(おきながたらしひめのみこと)」別名「神功皇后(じんぐうこうごう)」は第14代仲哀天皇の后で応神天皇の母君にあたります。 古事記、日本書紀等では韓国に渡る際、この地に滞在され、宮地嶽山頂より大海原を臨みて祭壇を設け、天神地祇(てんしんちぎ)を祀り「天命を奉じてかの地に渡らん。希(ねがわ)くば開運を垂れ給え」と祈願され船出したと記載されています。その後、神功皇后の功績をたたえて主祭神として奉斎、随従の勝村・勝頼大神も併せて、「宮地嶽三柱大神(みやじだけみはしらおおかみ)」として祀られました。 以来、宮地嶽三柱大神のご加護のもとで事に当たれば、どのような願いも叶うとして「何事にも打ち勝つ開運の神」として多くの方に信仰されるようになったそうです。 宮地嶽神社は、全国に鎮座する宮地嶽神社の総本宮です。

宮地嶽神社には日本一が3つあります

 

●大注連縄 直径2.6メートル、長さ11メートル、重さ3トンの日本一の大注縄は宮地獄神社のシンボルとなっています。この大注縄は、毎年架け替えられ約2反の御神田に、昔ながらの稲を生育、非常に手のかかったワラになっています。稲の発芽から注連縄の掛け替えまで、すべて宮地嶽神社に縁の深い方々による奉納で、掛け替えまでには、延べ1,500人にのぼります。

●大太鼓 直径2.2メートルの大太鼓です。この太鼓は全て国内より調達した材料で、原材料を含め純国産の太鼓として日本一となっています。太鼓の銅は檜を原木として、その表面に漆を幾重にも重ねて音の響きを大切にしています。そのうえ、左右の鼓面には和牛の皮を太鼓用になめしたもので、今日の国産和牛では入手できないサイズの皮で調整されています。例年、1月1日午前零時に大太鼓はうち鳴らされ、その音は、境内から数キロ離れたところにも響きます。

●大鈴 重さは450キロもある銅製の大鈴で、信仰の篤い方から奉納によるものです。昭和35年頃は大注連縄とともに拝殿に飾られ、ご参拝の方々が驚かれていたのですが、その重量の為、今日では鈴堂を建立し、大太鼓と共に奉納しています。ご信仰されます方がご自分の神様への篤い御心を形にされるものなので、大きくなりやすいといわれています。とりわけ、大注連縄・大太鼓・大鈴の3種は日本一を誇ります。

 

月授与品
ご参拝される方々に移り行く季節を感じていただこうと、毎月神職・巫女が特別に奉製しております月授与品を初穂料1000円でお渡ししております。その月々に合わせた季節ものを採り入れ、毎月1日午前0時より授与されます。

 

奥之宮八社とは

宮地嶽神社には、神功皇后を主祭神としており、勝村大神・勝頼大神を配祀する御本殿の他に「奥之宮八社」と呼ばれる社が祀られています。「一社一社をお参りすれば大願がかなう」という信仰があり、昔から多くの人が訪れます。奧の宮八社巡りの信仰は日本最大級の石室古墳発掘を機に不動神社(史跡)が奉祀されたことから盛んになったそうです。

四季の花々

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春は桜に始まり、桃、牡丹、つつじ、藤、江戸菖蒲、紫陽花、紅葉。様々な四季の花が境内に集まります。お祀りしている神様が女神様ということもあって、宮地嶽神社には、四季を通して常に多くの花が見頃を迎えますので、足を運ぶ季節により様々な景色を見せてくれます。

 

今回は、福津市にある大きな大注縄が印象的な宮地獄神社の紹介をさせて頂きました。福岡ではとても有名な神社で、新年の初詣を始めとして大変大勢の方がお参りにいかれます。四季折々の花が見ごろを迎えていたり、様々なイベントが行われている為、いつ行かれてもお楽しみ頂けるかと思います。是非、お着物でいかがでしょうか?