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着物大事典

着物コラム【京都:エリア別おすすめ情報】

着物で行くならココ!京都のおすすめスポット7選

京都旅行に来たならば、着物を着て街にお出かけしてみましょう。

でも、折角バサラで着物、浴衣をお召し頂いても初めての京都だったらどこへ出かけたらいいか悩んでしまうところです。また何度も京都を訪れている方も、京都の穴場があったら足を運んでみたいと思っているはずです。

ここでは、着物を着て出かけてみたい京都のおすすめスポットをご紹介いたします。

■着物で訪れたい京都のおすすめスポット7選

◇1:ねねの道

祇園・高台寺の西側にある小路が「ねねの道」です。石畳の道は、北政所である「ねね」がこの土地で余生を送ったことに由来があるとされています。季節の移ろいが直に感じられる自然あふれるエリアです。

ゆっくりと歩きながら映える写真撮影をしてみてはいかがでしょうか。人力車に乗ってみることもお勧めです。

◇2:竹林の道

嵯峨野・嵐山の名所である「竹林の道」。竹林がまるでカーテンのような風情を醸し出しています。天気が良いときはもちろん、雨の日でも趣を感じられる道です。毎年12月に開催される「京都・嵐山花灯路」では、竹林の道がライトアップされます。平坦な道ですので着物でも歩きやすいのが特徴です。嵐電などを利用して移動するとさらに趣がアップします。丈が生い茂る時期は、風にそよぐ笹の葉音と、独特の青い香りを楽しんでください。

◇3:渡月橋

嵐山の有名な名所です。アニメ映画の主題歌のモチーフとして取り上げられたこともある場所です。大堰川にかかる橋が渡月橋で、嵐山の景勝にうまくマッチするように設計されています。渡月橋を渡りながら自然を眺めることがおすすめです。特に、紅葉の時期の壮大な景色は必見です。

また、橋から川を見下ろすと屋形船が見えることもあります。嵐山駅からは人力車も走りますので、着物姿で人力車に乗って渡月橋を渡るのも良いでしょう。

◇4:南禅寺水路閣

明治時代の建築技術を駆使したアーチ橋が、ここでは見られます。文明開化の頃の時代の流れを彷彿とさせるレトロな趣は着物姿にマッチします。アニメやドラマの舞台としても描かれたことがあるため、聖地巡礼として訪れる方も多く見られます。

アーチ橋の機能美を散策しながら眺めるのはもちろんのこと、「SNS映え」を意識した撮影場所としても最適です。近隣には「哲学の道」と呼ばれる小路もあり、合わせて散策されることも一案です。

◇5:美御前社(うつくしごぜんしゃ)

着物を着て気持ちをしゃんとさせたなら、体の内側からあふれるような「美」を願いたいものです。祇園・八坂神社の境内にある美御前社は「宗像三女神」と呼ばれる3体の女神さまが祀られています。美貌や芸能の神としてあがめられているため、舞妓やモデルなどが参拝に多く訪れています。お社の前に湧き出す「美容水」は肌の健康だけではなく、心までも磨き上げてくれる水として知られています。ぜひ、神水として肌につけて美のエッセンスを受け取りましょう。

◇6:辰巳大明神

祇園にある辰巳神社は商売繁盛や、舞妓さんの間では芸事の上達を祈る場所として信仰されています。運が良ければ、芸舞妓さんたちと出会えることもあります!

春先には神社を丸ごと覆うほどの満開の桜を見ることができます。悪いいたずらをしたタヌキを祀ったとされる祠も、併せてお参りしてみてください。

◇7:花見小路通

祇園の三条通から建仁寺まで通じる1キロほどの小路です。お茶屋や寺社などがひしめき合っています。また、居酒屋など気軽なお店も軒を連ねているため、街並みの賑わいを楽しむだけでも満足できる通りです。

お座敷は無理だけど、本場の舞妓さんの踊りを見たいという方は、ギオンコーナーに立ち寄ってみましょう。舞妓さんのかんざしなどを展示するコーナーや、京舞や狂言などの演目を楽しめます。散策の休憩場所としてもおすすめです。

■着物で街歩き、気を付けたいことは?

「かわいいから、この着物を選んだ」というように、柄や色合いだけで着物を着用する方も見られます。その着物は季節に合った生地や作りになっていますか?バサラならその季節におススメの着物をご紹介しているので問題はありませんが、店内より自由に選んでいいというタイプのお店だと季節に合わないお着物の場合があるかもしれません。

洋服にも季節があるように、着物にも季節に合わせた生地の選び方や作り方があります。

また、時期によっては避けておきたい柄もあります。特に、桜の満開時期は桜が主役なのです。着物で桜を主張することは避けたほうが良いという話もあるようです。

夏場に袷の着物を着用した場合、暑さで体調を崩すことにつながります。また、時季外れのコーディネイトという見方をされてしまうこともあるでしょう。着物にもTPOがあることを知っておくと便利です。

■体験も思い出のひとつ。無理のない計画を! 旅行の思い出といえば、写真をたくさん撮影したり、その土地の名物を買い求めたりと「形に残るもの」を選びがちです。でも、着物を着用して街並みを散策することも良い思い出につなげることができます。 普段着用しない着物だからこそ、ぜひチャレンジしてみてくださいね。 けれど、着付けに多少時間がかかること、自然な着付けを行いますが人によっては思った以上に締め付けられると感じる方もいらっしゃいます。立体裁断の洋服と異なり動きに制約が出てしまうので「散策」といっても、着物デビューの方にとっては歩きにくさや動きにくさが優先してしまうかもしれません。 着物を着用後の計画は、綿密にかつ詰め込みすぎないことをおすすめします。無理のないスケジューリングをしてゆったり京都を楽しんでくださいね。