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いまさら聞けない振袖と着物の違いとは?気になる振袖の種類もご紹介

振袖と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、成人式での女性の着物姿ではないでしょうか。振袖は晴れの日に着用する未婚女性の礼装ですが、振袖にも袖の長さの違いにより種類があります。今回は、振袖の種類ごとの特徴や柄の違い、振袖に合わせたい小物使いなどをご紹介します。

■振袖とは?

振袖は、長い袖丈が特徴的なあくまでも着物の種類の一つです。未婚女性の第一礼装とされているため、成人式をはじめフォーマルなシーンで着用されています。では、一般的な着物とは、どのような違いがあるのでしょうか。まずは振袖と一般的な着物の違いや、着用シーンを見ていきましょう。

・普通の着物との大きな違い

前述の通り、振袖と一般的な着物との大きな違いは袖丈の長さです。振袖は、およそ85cm~114cm程度の長さですが、一般的な着物の袖丈は、およそ49cm~56cmとなります。

・振袖を着用するシーン

華やかな振袖は、特別なイベント時に着用されることが多く、成人式や結婚式、結納式、卒業式などが代表的な着用シーンとなります。一説によると、振袖の「振る」は、厄払いの意味があるとされていますので、成人式や結婚式など場面では縁起を担ぐ役割もあるのかもしれません。

以前は、成人式の機会に振袖を揃える家庭が多く、母から振袖を受け継いだり、姉妹で共有して着用したりするケースも多かったようです。少し敷居が高いようなイメージのある振袖ですが、近年は成人式でもレンタル着物を活用する人が多く、とても身近に着用できるようになりました。なお、振袖は未婚女性の第一礼装ですが、適齢の目安としては20代までがよいでしょう。たとえ未婚でも、30代以上の第一礼装は訪問着が一般的です。

■振袖の3つの種類

振袖は、袖丈の長さにより「大振袖」「中振袖」「小振袖」という3つの種類に分かれます。それぞれの特徴を見てみましょう。

振袖のイメージ・動画はこちら

・大振袖

大振袖は本振袖とも呼ばれる、袖丈が最も長い振袖です。花嫁衣裳で目にしたことがある人も多いかもしれませんが、袖の長さはおよそ100cm~120cmとなり、足のくるぶしより少し上ほどまでの袖丈です。引き振袖、引き振り、お引きずり、などとも呼ばれるほどの長い袖丈で豪華な柄、厚みがある花嫁衣装は特別な晴れの日にぴったりの装いです。足元は、かかとの高いフォーマルな草履を合わせるとよいでしょう。

・中振袖

中振袖は、大振袖よりも袖丈が短く、およそ100cmほどが一般的です。ひざ下よりも長い袖で、華やかな柄のタイプも多く、成人式をはじめ結婚式や結納式の参列など特別なイベントによく似合います。また、中振袖の足元にもかかとの高いフォーマルな草履を選ぶのがよいでしょう。

・小振袖

小振袖は、中振袖よりもやや袖が短く、およそ85cmとなりますので、動きやすいのが特徴です。よく袴と組み合わせて卒業式などでも着用されていますが、この着こなしの場合の足元には草履のほか、ブーツを合わせてもよく似合います。

■振袖の柄の種類

振袖には、さまざまな柄がありバリエーションも豊富です。晴れの日に着用することが多いため、お祝いの意味が込められている柄もあります。その柄の意味を知れば、もっと振袖を楽しむことができます。ここからは主な振袖の柄をご紹介しますので、ぜひお知りおきください。

・古典柄

昔ながらの伝統的な柄で、多くの振袖に使われています。平安時代から受け継がれてきたとされる柄ですが、流行に左右されることなく、とても親しまれています。例えば、亀甲(きっこう)、七宝(しっぽう)、青海波(せいがいは)をはじめ、桜や橘、扇、御所車などがよく柄のモチーフとして描かれています。

・新古典柄

新古典柄は、伝統的な古典柄に現代の要素を取り入れています。一般的に古典柄は着物全体に描かれていますが、新古典柄は袖や裾まわりなどポイント的に描かれています。シンプルな装いで都会的な着こなしできるのが新古典柄の魅力です。

・辻が花柄

伝統的な柄の一つで、藤などの数多くの花が、やわらかいタッチで上品に描かれるのが特徴です。一般的には花々が立体的に表現されますので、同じような雰囲気を持つ日本美術を好む人などにもおすすめです。

・モダン柄

チェック柄や市松柄などの幾何学的な文様は、モダン柄の特徴です。洋装であれば控えめな印象にも見えるモダン柄ですが、逆に着物では個性的で目立ちます。

・レトロ柄

蘭や蝶、牡丹やバラなどが大きく描かれたレトロ柄の着物もあります。古典柄とは異なる鮮やかな華やかなさがあり、モダン柄とも近い個性的な雰囲気を醸します。

■振袖に似合う小物

振袖を着れば、華やかな雰囲気になります。そのため、普段着の着物よりもひと手間をかけた小物使いがおすすめです。

まず襟元は、伊達襟(だてえり)とも呼ばれる重ね襟で重厚な装いにします。この際の色使いによって、振袖全体の印象が変わりますので、とても重要なアイテムの一つです。また、長襦袢(ながじゅばん)の半衿は白のほかに、刺繍入りや模様入りを組み合わせるパターンもあります。そして、帯は重厚感のある袋帯を合わせて、飾り結びにすると華やかさが際立ちます。

あくまでも晴れの日の装いとなりますので、カジュアルな着物の着こなしとは区別して品のある着こなしを目指しましょう。足元も礼装に相応しい、かかとの高い草履を合わせるのがよいでしょう。

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・好みの振袖を選ぶならレンタルがおすすめ

振袖のように全体的に柄が描かれた着物は、似合う一着を見つけ出すのが難しいという人も多いでしょう。また、自分が好む柄と似合う柄が異なる場合も少なくありません。

その点、レンタル着物では豊富なバリエーションから選ぶことができます。VASARAの振袖レンタルでは、スタンダードな振袖から袴と合わせる振袖、最高級の振袖など、特別なシーンに適した振袖を豊富にご用意しています。また、振袖レンタルと一緒にヘアセットや髪飾りも含めたトータルコーディネートをお任せいただけます。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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■まとめ

今回は、振袖の特徴と3つの種類の違い、振袖に描かれる柄の種類、合わせたい小物などをご紹介しました。もし、成人式や卒業式に振袖を着るならば混み合うシーズンの前に、VASARAの振袖レンタルをチェックしてみてくださいね。下見などもできますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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